2007.11.14 Wednesday
レクチャー「うるしが、いいね。」第1回レポート
10月25日(木)に行われた、
レクチャー「うるしが、いいね。」@ひなぎくに参加してきました。
私が行ったのは、午後3時半からの会です。
著者の一人である小川マアさんによるぬりものレクチャー。
第1回目は、塗師・伏見眞樹さん編です。
予約が殺到し、定員より多い(私を含めて)12人で受講。
壮観でした。
すでに漆の器を愛用されている方から、
これから使いたいと思っている方までさまざま。
マアさんのお話も、フランクでざっくばらん。
伏見さんってこんな作り手です、という導入的な話から始まり、
器の実際の制作が垣間見られるような説明もとってもわかりやすい。
自分でも漆の平面作品「下地ワークス」を作っているからなのか、
作り手の目線で伏見さんの制作の内側を語っているのが印象的でした。
「毎日使って洗い、水分を補給してあげるのが一番のメンテナンス」
「扱う時は、ぬりものとやきものを重ねないでください」
「水垢がたまりやすい高台の周りを気にしてふきんで拭くこと」
といった普段使いに関する具体的で役に立つアドヴァイスも。
「漆は水分と結合して堅くなり乾くので、洗濯物の乾燥とはちょっと違う」
「塗師は誰でも、道具を自分で使いやすいように加工して作っている」
という器作り全体の話まで、興味深いエピソードが広がる、広がる。
参加者のみなさんもちょっと疑問に思った事はどしどし質問されていて、
とても活発な空気が会場に流れていました。
ひとしきりお話を聞いた後は、お楽しみの伏見さんの器を使っての食事。
スープ皿とスプーンで、具だくさんのキノコスープ。
端反コップで、ジンジャー風味の白葡萄ジュース。
ひなぎくさんの作るお料理の美味しさもさることながら……。
うーん。やっぱり使ってみると、漆の器の素晴らしさを納得。
口当たりがよくて、手触りもよくて、使いやすくて、
ついつい実物を欲しくなってしまいます。
しかし、特にカトラリーは大大人気とか。
(実際に、すでに数ヶ月待っていらっしゃる受講者も!)
すぐに買い求められる訳ではなさそう。
しかし、待ってでも欲しい!と思う、
うっとりするような口当たりでした。
このレクチャー、漆のことを知りたいなと思う人には最適です。
誰のどんな器を手に入れようかと悩んでいる方にも、
とってもよさそう。
気になる作家さんが何人かいらしたら、
全部出席してみてチェックしてから、
買い求める器を決めるのもよいかも、ですね。
「うるしが、いいね。」料理担当の古田でした。
レクチャー「うるしが、いいね。」@ひなぎくに参加してきました。
私が行ったのは、午後3時半からの会です。
著者の一人である小川マアさんによるぬりものレクチャー。
第1回目は、塗師・伏見眞樹さん編です。
予約が殺到し、定員より多い(私を含めて)12人で受講。
壮観でした。
すでに漆の器を愛用されている方から、
これから使いたいと思っている方までさまざま。
マアさんのお話も、フランクでざっくばらん。
伏見さんってこんな作り手です、という導入的な話から始まり、
器の実際の制作が垣間見られるような説明もとってもわかりやすい。
自分でも漆の平面作品「下地ワークス」を作っているからなのか、
作り手の目線で伏見さんの制作の内側を語っているのが印象的でした。
「毎日使って洗い、水分を補給してあげるのが一番のメンテナンス」
「扱う時は、ぬりものとやきものを重ねないでください」
「水垢がたまりやすい高台の周りを気にしてふきんで拭くこと」
といった普段使いに関する具体的で役に立つアドヴァイスも。
「漆は水分と結合して堅くなり乾くので、洗濯物の乾燥とはちょっと違う」
「塗師は誰でも、道具を自分で使いやすいように加工して作っている」
という器作り全体の話まで、興味深いエピソードが広がる、広がる。
参加者のみなさんもちょっと疑問に思った事はどしどし質問されていて、
とても活発な空気が会場に流れていました。
ひとしきりお話を聞いた後は、お楽しみの伏見さんの器を使っての食事。
スープ皿とスプーンで、具だくさんのキノコスープ。
端反コップで、ジンジャー風味の白葡萄ジュース。
ひなぎくさんの作るお料理の美味しさもさることながら……。
うーん。やっぱり使ってみると、漆の器の素晴らしさを納得。
口当たりがよくて、手触りもよくて、使いやすくて、
ついつい実物を欲しくなってしまいます。
しかし、特にカトラリーは大大人気とか。
(実際に、すでに数ヶ月待っていらっしゃる受講者も!)
すぐに買い求められる訳ではなさそう。
しかし、待ってでも欲しい!と思う、
うっとりするような口当たりでした。
このレクチャー、漆のことを知りたいなと思う人には最適です。
誰のどんな器を手に入れようかと悩んでいる方にも、
とってもよさそう。
気になる作家さんが何人かいらしたら、
全部出席してみてチェックしてから、
買い求める器を決めるのもよいかも、ですね。
「うるしが、いいね。」料理担当の古田でした。
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