2008.10.18 Saturday
ヌカガさんとの共作:陶胎漆器のチャワン
笠間の額賀章夫さんの個展が、西荻窪・魯山で開催されます。
その展示の中に、2人で共作したアイテムが並びます。
陶胎漆器という技法を使って作ったチャワンです。
まず額賀さんが轆轤で挽いた茶碗の内側に釉薬を施して、
その後から僕が外側の焼き締めた部分に漆を塗っていきました。
僕自身の気持ちの中では、中世の農民のお椀に近づきたくて、
なるべくシンプルに塗ることを心掛けました。
刷毛やヘラではなく、出来るところは手で直接塗りました。
いつもの平面作品「下地ワークス」とは全然違うじゃないか、
そうおっしゃる方の声が聞こえてきそうですが、
少なくとも僕にとってはこれも「下地ワークス」に他なりません。
額賀さんの職人的な技術の確かさに支えられて、
勝手気儘に塗らせてもらえたような気がしています。
夏を挟んだ数ヶ月間、初心に帰って漆の勉強を繰り返した毎日でした。
この「2人のチャワン」がどんなものになりましたか、
実物を魯山の空間でご覧になってください。
小川マア
++++++++++++++++++++++++++++++++
額賀章夫 展
2008年10月25日(土)〜31日(金)
11時〜19時
定休日/28日(火)
初心に帰ってもの作りがしたい、と額賀から。
11回目の個展を、僕も今から楽しみに待ちたいと思います。
是非、ご来店ください。
大嶌文彦
魯山 ROZAN
〒167-0042
東京都杉並区西荻北3−45−8 ペルソナーレ西荻1F
Tel.03−3399−5036
http://ro-zan.com/
その展示の中に、2人で共作したアイテムが並びます。
陶胎漆器という技法を使って作ったチャワンです。
まず額賀さんが轆轤で挽いた茶碗の内側に釉薬を施して、
その後から僕が外側の焼き締めた部分に漆を塗っていきました。
僕自身の気持ちの中では、中世の農民のお椀に近づきたくて、
なるべくシンプルに塗ることを心掛けました。
刷毛やヘラではなく、出来るところは手で直接塗りました。
いつもの平面作品「下地ワークス」とは全然違うじゃないか、
そうおっしゃる方の声が聞こえてきそうですが、
少なくとも僕にとってはこれも「下地ワークス」に他なりません。
額賀さんの職人的な技術の確かさに支えられて、
勝手気儘に塗らせてもらえたような気がしています。
夏を挟んだ数ヶ月間、初心に帰って漆の勉強を繰り返した毎日でした。
この「2人のチャワン」がどんなものになりましたか、
実物を魯山の空間でご覧になってください。
小川マア
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額賀章夫 展
2008年10月25日(土)〜31日(金)
11時〜19時
定休日/28日(火)
初心に帰ってもの作りがしたい、と額賀から。
11回目の個展を、僕も今から楽しみに待ちたいと思います。
是非、ご来店ください。
大嶌文彦
魯山 ROZAN
〒167-0042
東京都杉並区西荻北3−45−8 ペルソナーレ西荻1F
Tel.03−3399−5036
http://ro-zan.com/
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