2010.10.28 Thursday
漆の芸術祭 県立博物館の企画展
現在、「会津・漆の芸術祭」に連動した企画展示として、
県立博物館で「漆のチカラ」を開催中です。
サブタイトルが「漆文化の歴史と漆表現の現在」。
僕も、先日の会津滞在中に見てきました。
はっきり言って、「現在」の展示には興味がないのですが、
前半に展示してある「歴史」のところは見応えありです。
その中で一番惹かれたのは、縄文時代の「糸玉」。
奥会津・三島町の荒屋敷遺跡からの出土品です。
細い糸が束ねられて、朱漆が塗られていました。
多分、祭祀に使用された宝飾品の一部と思われます。
学芸員(考古学専門)のMさんに詳しく説明してもらい、
じっくり見ているうちに僕の心は縄文早期へひとっ飛び。
作り手の悪い癖(?)で、ついつい勝手な想像をしてしまう。
つまり「どうやって作っていたのかな?」と。
「糸を巻いて成形してから塗ったんじゃなくて、
一本一本の糸に漆を塗ってから成形していったのでは」とか。
どーでもいいと言えばどーでもいい、個人的な憶測(!)。
学術的な前提を無視した僕の気まぐれな感想に、
Mさんは苦笑いして答えていてくれたのですが…。
さて、詳しいことは福島県立博物館のホームページで。
http://www.general-museum.fks.ed.jp/index.html
会期は、11月28日(日)まで。
小川マア
県立博物館で「漆のチカラ」を開催中です。
サブタイトルが「漆文化の歴史と漆表現の現在」。
僕も、先日の会津滞在中に見てきました。
はっきり言って、「現在」の展示には興味がないのですが、
前半に展示してある「歴史」のところは見応えありです。
その中で一番惹かれたのは、縄文時代の「糸玉」。
奥会津・三島町の荒屋敷遺跡からの出土品です。
細い糸が束ねられて、朱漆が塗られていました。
多分、祭祀に使用された宝飾品の一部と思われます。
学芸員(考古学専門)のMさんに詳しく説明してもらい、
じっくり見ているうちに僕の心は縄文早期へひとっ飛び。
作り手の悪い癖(?)で、ついつい勝手な想像をしてしまう。
つまり「どうやって作っていたのかな?」と。
「糸を巻いて成形してから塗ったんじゃなくて、
一本一本の糸に漆を塗ってから成形していったのでは」とか。
どーでもいいと言えばどーでもいい、個人的な憶測(!)。
学術的な前提を無視した僕の気まぐれな感想に、
Mさんは苦笑いして答えていてくれたのですが…。
さて、詳しいことは福島県立博物館のホームページで。
http://www.general-museum.fks.ed.jp/index.html
会期は、11月28日(日)まで。
小川マア
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