2011.02.28 Monday
北京の早春
日本に戻って来て、ホッと一息ついたところです。
北京も寒かったけど、今日の東京も厳寒!
もう少しウォームな気候になってるだろうと思っていたので、
う〜ん、あっさり裏切られたなぁ(笑)。
今回の滞在はいろんな意味で有意義なものでした。
后海の湖畔の茶館で飲んだ鉄観音の美味しさ、
胡同(フートン)の路地裏を散策した際の時間をワープした感覚、
朝になってもまだ明るくなってこない曖昧とした空の美しさ、
公園で老人たち(特に男性!)が日がなギャンブルに興じている風景。
ゆったりと動いている大陸の大きさを、そこかしこに感じましたね。
遭遇した内容がどれも濃くて(しかも中国流の歓待にも)、
少々疲れ気味なのですが…(溜息)。
この「うるしが、いいね。」に関することで言えば、
故宮(紫禁城)に残っている宋時代の器を、
それこそ浴びるほど観ることができました。
至福の体験でした。
台湾の博物館へは何度か訪れているのだけど、
こちら北京でこんなにじっくり観られたのは初めて。
特に金属器を時代順に集中してチェックしました。
そして、実感したこと。
現在作られている作り手の器にも、
こうした古い古い器の遺伝子が確実に活かされています。
それらを実際にひとつひとつ発見する喜び。
過去の遺産が決して過去のものではなくて、
現代に大きくコミットしていることを感じられる。
それに尽きる気がしましたね。
書きたいことは多いのですが、
今日はこんなところでピリオド。
体力を回復して、まづは制作に戻りたいと思います。
小川マア
北京も寒かったけど、今日の東京も厳寒!
もう少しウォームな気候になってるだろうと思っていたので、
う〜ん、あっさり裏切られたなぁ(笑)。
今回の滞在はいろんな意味で有意義なものでした。
后海の湖畔の茶館で飲んだ鉄観音の美味しさ、
胡同(フートン)の路地裏を散策した際の時間をワープした感覚、
朝になってもまだ明るくなってこない曖昧とした空の美しさ、
公園で老人たち(特に男性!)が日がなギャンブルに興じている風景。
ゆったりと動いている大陸の大きさを、そこかしこに感じましたね。
遭遇した内容がどれも濃くて(しかも中国流の歓待にも)、
少々疲れ気味なのですが…(溜息)。
この「うるしが、いいね。」に関することで言えば、
故宮(紫禁城)に残っている宋時代の器を、
それこそ浴びるほど観ることができました。
至福の体験でした。
台湾の博物館へは何度か訪れているのだけど、
こちら北京でこんなにじっくり観られたのは初めて。
特に金属器を時代順に集中してチェックしました。
そして、実感したこと。
現在作られている作り手の器にも、
こうした古い古い器の遺伝子が確実に活かされています。
それらを実際にひとつひとつ発見する喜び。
過去の遺産が決して過去のものではなくて、
現代に大きくコミットしていることを感じられる。
それに尽きる気がしましたね。
書きたいことは多いのですが、
今日はこんなところでピリオド。
体力を回復して、まづは制作に戻りたいと思います。
小川マア
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