赤木明登・渡辺遼・猿山修
見立てによって、用の有無はあっさり入れ替わる。
ある物体に「用」が見出され、器は「用」から自由になる。
それは道具であるか、ある物体のままであるのか。
ぜひ実際に手に取ってご判断下さい。
2012年2月25日(土)〜3月4日(日)
13時〜18時
*会期中無休
さる山
〒106−0046
東京都港区元麻布3−12−46
和光マンション101
TEL.03−3401−5935
赤木明登・渡辺遼・猿山修
見立てによって、用の有無はあっさり入れ替わる。
ある物体に「用」が見出され、器は「用」から自由になる。
それは道具であるか、ある物体のままであるのか。
ぜひ実際に手に取ってご判断下さい。
2012年2月25日(土)〜3月4日(日)
13時〜18時
*会期中無休
さる山
〒106−0046
東京都港区元麻布3−12−46
和光マンション101
TEL.03−3401−5935
「三人展」つつむ+1
竹垣恵子[布]
鎌田克慈[漆]
木瀬浩詞[金工]
2012年2月25日(土)〜3月4日(日)
11時〜18時
*会期中は休まず営業致します。
ショップ&ギャラリーYDS
〒604−0013
京都市中京区新町通二条上る二条新町717
TEL.075−211−1664
今日の午後は、六本木アクシスへ。
サヴォア・ヴィーヴルで開催中の『矢沢光広・漆展』。
在廊されていた矢沢さんから、お話を聞くことが出来ました。
鎌倉彫の産地に腰を据えながらも、あまり重厚になり過ぎず、
普段使いの器を作られているのが実に魅力的です。
会場で僕が心惹かれたのは、5寸位(15センチ)の栗の小皿。
これは、刳った跡が残ったところに、漆を塗って仕上げたもの。
雛祭りのお菓子などに似合いそうでしたね。
あ、それから銀彩の角皿もしっとりした表情で、
いかにも使いやすそうです。
小川マア
2012年2月18日(土)〜27日(月)
11時〜19時(最終日は17時まで)
会期中無休
サボア・ヴィーブル
〒106−0032
東京都港区六本木5−17−1
アクシス・ビル3F
TEL.03−3587−0318
「幻の古椀」と言われ、日本の三大名椀として知られながら、
百年近く制作が途絶えていた合鹿椀の力強さに惹かれ、
自分なりに創作、研究してきた。
合鹿椀の古い制作技法を辿り復元製作し、
新たに「能登塗」と名付け、一世紀の時を経て、
発祥の地で蘇らせました。
2012年2月15日(水)〜21日(火)
10時〜20時(最終日は16時まで)
高島屋京都店 6階美術工芸サロン
〒600−8520
京都市下京区四条通河原町西入真町52
TEL.075−221−8811
今日は寒いですねぇ。
このところ、ずっと塗りをしています。
午後になって雨が降ってきたので、
この乾燥した季節にはうれしいことですね。
なんと言っても、漆は湿度を好みますから。
こんなに冷え込むと、白味噌仕立ての汁がいいなぁ。
人参や大根や牛蒡などの根菜をたくさん入れて…。
出来立て熱々には、大ぶりの高橋さんのお椀が似合います。
小川マア
前々から働きかけてはいたのですが…。
小川マアのツイッターが昨日12日から始まりました。
小川マア
@maa_ogawa
本人はどうもあまり乗り気ではないような気配なので、
みなさんのフォローが集まって活性化することを祈ります。
どうぞ、ご贔屓に!
国立での個展『ジュエルズ』について、
本当にたくさんの連絡もいただきました。
ありがとうございます。
個々にお答えした件もありますが、
今日は少し説明をしておこうかと思います。
もう何年も何年も前からアクセサリーを作ってみたいと、
そう考えながら試作は重ねていたけど、
なかなか完成させることが出来ませんでした。
どうしてかというと、
アクセサリーが持つ装飾性をどう取り入れたらいいのか、
もともと引き算である『下地ワークス』へ、
どう昇華すれば魅力あるものになっていくのか、
それが僕の中でうまく整合性を持てなかったからです。
でもある時にある博物館のある学芸員と話していて、
それは会津若松『漆の芸術祭』に招待された時でしたが、
紀元前の縄文時代の(多分)首飾りを見せられて、
ハッと目の覚めるような思いに捕らわれました。
どう作ればいいのかが、瞬時に会得できたというか…。
そこにはプリミティヴではあるけれど、
とても手の込んだ職人技とやり過ぎない抜けの良さがあり、
生命力が宿っていて奥行きのある世界が拡がっていました。
後の時間は、僕がひたすら手を動かして作るだけでした。
そして、実作業にもずいぶん長くかかりましたが、
2012年になってやっと出来上がりました。
小川マア