先々週『The World Is... Yours』という写真展に行きました。
http://www.waxpoetics.jp/online_exclusive/article/96/
たまたま友人のカメラマンが開催を教えてくれたので。
渋谷にあるGEOGRAPHのアトリエ 'Thug For Life' にて。
ローレンス・ワトスンの名前は以前から知っていましたが、
実際の展示を見たことはありませんでした。
どうも東京では前にも開催されたことがあるようですが…。
手元にあるいくつものレコードやCDのジャケットに、
彼の写真自体は使われているので馴染みはあって。
ヒップホップのパブリック・エネミーなどのデフ・ジャム系、
イギリスのオアシスやブラー、ストーン・ローゼズ、等々。
ちょうど会場にもそういったミュージシャンの写真が、
打ちっ放しのコンクリートの空間に何点も飾られていました。
その中でも特に僕の目が釘付けになったのは、
ポール・ウェラーのセカンド・アルバムに使われた写真です。
この『ワイルド・ウッド』は彼のソロ諸作中でも、
『スタンリー・ロード』と並んでのマイ・フェヴァリット。
http://www.amazon.co.jp/ワイルド・ウッド-ポール・ウェラー/dp/B000H5TYXM
シルエットになってギターを弾くポートレイトからは、
収録の各チューンの音が流れてくるように感じました。
なによりもオリジナル・プリントの美しさが際立っていて、
ついついその場で即決して(!)買ってしまいました。
今、目の前の壁にはこの写真が掛けてあります。
もちろん、BGMは……。
小川マア